▽プレミアリーグ第29節、ストーク・シティvsチェルシーが18日にBet365スタジアムで行われ、アウェイのチェルシーが2-1で勝利した。
▽ジエゴ・コスタの2試合連続ゴールなどで2連勝の首位チェルシー(勝ち点66)は、2位トッテナム(勝ち点56)、3位マンチェスター・シティ(勝ち点56)と10ポイント差を付けて首位を快走中。また、13日に行われたFAカップ準々決勝ではマンチェスター・ユナイテッドを撃破し、ベスト4進出を果たしている。
▽そして、絶好調の首位チームは、直近のリーグ戦でシティと引き分けている9位ストークとのアウェイゲームに臨んだ。コンテ監督はこの一戦に向けてユナイテッド戦から先発1人を変更。負傷のアザールに代わって、ペドロを先発に復帰させ、3トップはペドロ、ジエゴ・コスタ、ウィリアンの並びとなった。
▽互いにやや慎重な入りを見せた中、攻め切れない時間が続くチェルシーだったが、13分にセットプレーから先制点を奪う。マルコス・アロンソの仕掛けで得た相手陣内左サイド深くの位置で得たFK。この場面でキッカーのウィリアンは、完全にクロスを予想した相手GKリー・グラントの隙を突き、空いていたニアポストに低くて速いシュート。GKグラントの手を弾いたボールがそのままゴールネットに吸い込まれた。
▽この試合最初のチャンスをゴールに結び付けたチェルシーは、その後も危なげなく試合をコントロール。20分過ぎにはカウンターからモーゼス、カンテと続けてシュートを浴びせる。さらに30分には左CKのサインプレーの流れからモーゼスの浮き球スルーパスに抜け出したマルコス・アロンソがゴール前でGKと一対一になるが、ここはGKグラントのビッグセーブに阻まれ、追加点には至らなかった。
▽ここまで相手にシュートを一本も打たせない余裕の展開が続くチェルシーが、アンソニー・テイラー主審の続け様の不可解な判定から同点に追いつかれる。
▽まずは33分、ストークのCKの流れから完全にオンサイドのマルティンス・インディがゴールネットを揺らすが、副審がオフサイドの判定。この場面ではオフサイドポジションに居たベラヒノがDFアスピリクエタをプッシングした場面もあり、うやむやな判定でゴールが取り消しに。だが、直後の37分、ストークのFKの場面でウォルタースを後方から軽く押したDFケイヒルがファウルを取られ、ストークに帳尻合わせのようなPKが与えられる。これをキッカーのウォルタースが冷静に蹴り込んだ。結局、前半は1-1のイーブンで終了した。
▽迎えた後半もボールを保持するチェルシーが押し込む展開が続くが、粘り強く守るストークを崩し切れない。アザール不在で遅攻の精度を欠く中、背後を狙うジエゴ・コスタに縦パスを狙う、やや単調な攻撃に終始。66分にはボックス手前で得たFKの場面で、意表を突いてマルコス・アロンソが直接左足を振り抜くが、このシュートはクロスバーを叩く。
▽何とか勝ち切りたいチェルシーは70分、モーゼスを下げてセスクを投入。この交代でシステムを[4-3-3]に変更し、攻勢を強める。76分にはショートカウンターからウィリアンのラストパスを受けたペドロがボックス左からシュートを放つが、GKグラントの好守に阻まれる。
▽試合終盤にかけて相手の反撃に晒されるなど、苦しい状況が続くチェルシーは、82分にマティッチを下げてロフタス=チークを投入。すると、土壇場の87分に勝ち越しゴールが生まれる。CKの場面でダビド・ルイスがヘディングシュート。これをゴール前のDFピータースがクリアし損ねてゴール前にこぼれると、ケイヒルが冷静に蹴り込んだ。
▽その後、ウィリアンに代えてズマを投入し、再び[3-4-3]に戻して逃げ切りを図るチェルシーが、相手の反撃をきっちり凌ぎ切って2-1の勝利。アザール不在で苦しみながらも勝ち切ったチェルシーがリーグ戦3連勝でまた一歩プレミア制覇に近づいた。
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