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無敗の難敵に挑むクルス、同性愛公表した史上初の王者へ


無敗の難敵に挑むクルス、同性愛公表した史上初の王者へ

2016年11月26日

オーランド・クルス(Orlando Cruz、プエルトリコ)が、26日に英カーディフ(Cardiff)で行われるテリー・フラナガン(Terry Flanagan、英国)とのWBO世界ライト級タイトルマッチで、同性愛者であることを告白したボクサーとして史上初の世界王座獲得に挑む。

 2012年に同性愛であることを公にして以来、これまで9度リングに上っているプエルトリコ出身の35歳は、自身の例がカミングアウトをしたいと思っている人々を勇気づけられればと期待している。

 2013年10月のWBO世界フェザー級タイトルマッチでオルランド・サリド(Orlando Salido、メキシコ)に敗れ、26日の一戦はライト級として初めてのファイトとなるクルスは、「世界チャンピオンになってゲイコミュニティーを奮い立たせたい。カミングアウトして以来、周囲の人々は皆、とても協力的だった。私には家族、友人、そしてファンからの支えがある」と意気込む。

 一方、対戦相手である現王者フラナガンも、自身の妹が同性愛者であるといい、クルスの立場に尊敬を示す。

「彼女が告白した時のこと、そして、それがどのような感じだったかよく覚えている。ひどい目にも遭っていたが、10代で表明してから、今ではさらに自分を磨いているよ」

 現在31戦無敗の王者を相手に、ヨーロッパでは自身初の試合となるクルスは、今回の結果にかかわらず、自身の生き方に相手選手から支持を得られてうれしいと口にする。

「テリーは偉大なチャンピオンであり、真に社交的な人だ。さらに重要なのは、彼は私の人生や選択を尊敬してくれていることだ。それがすべてさ」


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