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ワイルダー2度ダウン奪うもドロー防衛 フューリーとの無敗対決「勝ったのは俺だ」


2018年12月02日

 「ボクシング・WBC世界ヘビー級タイトルマッチ」(1日、ロサンゼルス)

 WBC世界ヘビー級タイトルマッチが1日(日本時間2日)、米国ロサンゼルスのステープルズ・センターで開催され、王者デオンテイ・ワイルダー(33)=米国=が自慢の強打で2度ダウンを奪いながらも、1−1の判定で、挑戦者で元3団体統一王者タイソン・フューリー(30)=英国=と引き分け、8度目の防衛に成功した。

 40戦全勝(39KO)のワイルダーと、27戦全勝(19KO)のフューリー。注目の無敗対決は初回から最重量級とは思えないスピーディーな攻防が繰り広げられる。パワー上位のワイルダーは強打を繰り出すが、フューリーが巧みなディフェンスでパンチを外し続ける。

 しかし9回、ワイルダーの荒々しいパンチにフューリーがついに捕まる。ダッキングしたフューリーの左側頭部をワイルダーの右ストレートがとらえてダウン。このピンチをしのいだフューリーは再びリズムを取り戻す。

 試合は最終回に再び大きく動く。ワイルダーが右ストレートから左フックを返し、痛烈なダウンを奪う。失神しても不思議でない強烈なパンチだったが、フューリーはカウント9で立ち上がる。打ち疲れもあるワイルダーはとどめを刺せず、決着は判定に委ねられた。

 スコアは三者三様。1人が115−111でワイルダー。1人は114−112でフューリー。そして113−113だった。

 勝利はつかめなかったが、ベルトを守ったワイルダーは「勝ったのは俺だ。2回ダウンを奪ったんだ。2人の戦士が勇敢に戦ったが、勝ったのは俺だ。俺はダメージも受けていない」と判定に異を唱えた。そして「リマッチをやる。絶対勝つ」と再戦を望んだ。

 試合後、勝利を確信してアピールしていたフューリーも判定には納得していない。「2度ダウンしたが、まだ戦えた。勝ったのは俺だと誰もが知っている。サンキュー、アメリカの皆さん。俺が本物のチャンピオンだ」と敵地でほえた。そして「リマッチは絶対やる」と決着戦を宣言した。


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