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【磐田】U-22代表CBはどう変わったのか。名波監督と清水の鄭大世も認めた大南拓磨のポテンシャル


【磐田】U-22代表CBはどう変わったのか。名波監督と清水の鄭大世も認めた大南拓磨のポテンシャル

2019年03月14日

[ルヴァンカップ2節]磐田0−1清水/3月13日/アイスタ

 磐田のCB大南拓磨にとって、ルヴァンカップ2節の清水戦は自身の成長を図る場だった。
 
 3月13日、大南は久々にIAIスタジアム日本平のピッチに立った。最後にプレーしたのは、昨年3月7日に行なわれた同大会の初戦。その清水戦では、48分に鄭大世にCKからネットを揺らされて0−1で敗れた。
 
 あれから1年。再びCBとして出場した大南は、高さと速さを利した守りで相手の攻撃陣に対応。ポジショニングやビルドアップでも進化の跡を示し、0−1で敗れたとはいえ上々のプレーを見せた。
 
 試合後、大南の成長ぶりに目を細めたのは名波浩監督だ。
 
「昨季のルヴァンカップの初戦でも大南と鄭大世は何度もやり合っていて、後半立ち上がりに大世のヘディングシュートで失点してしまって、0−1で負けてしまった。(マークが)ちょうど大南のエリアだったので、彼のこのダービーにかける想いは非常に強かったと思う。非常に良いパフォーマンスを今日も出してくれた」
 
 昨季、大南はJ1で6試合に出場。前半戦はほとんど出番を得られなかったものの、終盤にチャンスを掴んで最終節まで4試合連続で90分ピッチに立った。そうした経験が今年に生きている。

 今季はリーグ戦で開幕から3試合連続で先発。前節の大分戦で退場処分とならなければ、大幅にメンバーを代えたこの清水戦の出場もなかったはずだ。本人も手応えを得ており、「自信が付きましたし、落ち着いて周りも見ることができるようになって、ビルドアップも攻撃参加もできるようになったと思う」とした。
 
 充実の日々を過ごしている大南について、マッチアップした清水の鄭大世も彼の成長を実感したひとりだ。「円グラフのバランスが凄く良い選手だと思う。何かできないことが特にあるわけではなかったし、裏に抜けても対応してきた」と称賛。

「こういう言い方をすれば上からになってしまうかもしれないけど、(守備面はすべて)平均点以上なのであとはここからどう伸びていくかですね」と期待感を示し、鄭大世が指摘した「嫌なCBはガチャガチャ来て、ポストプレーをしていてもどうにかして前に入って来る」激しさを身に付ければ、さらなるステップアップも不可能ではないだろう。
 
 14日に発表されたU-23アジア選手権の1次予選に挑むU-22代表に招集され、期待が高まる大南。清水戦後に「代表に選ばれたらですけど、結果を残してそれをチームに還元できるようにしたい」と意気込みを語り、国際舞台での戦いに目を輝かせた。飛び鳥を落とす勢いで成長を続けるプロ4年目のCBは、向上心を持って上を目指す。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)


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