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山口すず夏が繰り返す“一打の重み” 上位フィニッシュも悔しさが勝る


2019年02月10日

<ISPSハンダ・ヴィック・オープン 3日目◇9日◇13thビーチゴルフリンクス ビーチ、クリークコース(オーストラリア)>

プロデビュー戦は、“一打の重み”をよりいっそう痛感した4日間となった。出場156人中22番目に入った山口すず夏だが、「最後のですべてが台無しです」と悔しさが先に出る。
【LPGA動画】プロデビューを果たした山口すず夏の最新スイング!
3日目の終了後、上位35位までで2度目のカットが行われる本大会。トータルイーブンパーでフィニッシュした山口すず夏は、その時点で52位。7番・パー3で打ったトリプルボギーを「計算ミスです」と悔やんだが、午後組が強まる風に苦戦して次々スコアを崩していった。「家に帰ってみたら、どんどん順位が上がっていきました」と、27位タイで最終日に駒を進めた。

つかんだチャンスをものにするべく、最終日は前半を3バーディ・ノーボギーでラウンド。後半13番を迎えた時点で、8位タイまでスコアボードを駆け上がった。このままトップ10を圏内に捉えていくかに思われたが、17番でボギーを打つと、続く最終18番・パー5では3打目がグリーン右のバンカーにつかまるなどして痛恨のダブルボギー。5バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「71」、トータル1アンダー・22位タイでデビュー戦を締めくくった。

「自分でプレッシャーを感じているなと気づいていました。バーディチャンスもいくつかあったのに決めきることができなくて、最後にガタガタときてしまったと思います」と苦い表情。これまで、練習ラウンドから自身にプレッシャーをかけて行うほど“一打の重み”にこだわってきた。プロになれば1打差で賞金も大きく変わってくる。通常のトーナメントでも数百万、海外メジャーともなれば数千万の差が開くこともある。ホールアウト直後には思わず「これで6万円くらい変わる…」とこぼすほど、一打の重みがこれまで以上にのしかかった。

「スコアは納得いきませんが、デビュー戦は楽しかったです。来遊はもったいないミスをしないよう、しっかり上位を目指して頑張りたいです」。はやくもプロとしての自覚を背負うルーキーの戦いは、始まったばかりだ。(文・谷口愛純)



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